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15日と小豆

こんばんは。Rieです。

江戸時代は太陰太陽暦。
新月(毎月1日前後)、満月(15日前後)をみて暦の目安にしていました。

当時の農民は毎月1日、15日に小豆飯や小豆粥を食べる習慣があったそうです。

小豆の持つ赤い色は、古くから不老長寿を司る神聖な色とみなされていました。

また災いを寄せ付けない厄除け効果があると考えられていました。

先人達は「小豆を食べると疲れが取れる」と伝え、人々は病を防ぎ健康を保てるようにと願いをこめて小豆飯や小豆粥を食べていたそうです。


マメ科の小豆。
中国では赤小豆(せきしょうず)と言われ、漢方薬にも使われています。
その薬効には腎炎、肝臓病、二日酔いなどがあります。

小豆には強い利尿作用があるのです。
小豆をゆでる前に、最初のゆで汁は捨ててしまいますが、そのゆで汁に利尿効果があると言われています。

でも小豆の葉や茎には逆に尿を止める効果があるとか。

他にも小豆に含まれる「サポニン」という成分がコレステロールの働きを抑制し、血液をサラサラにすると言われています。

さて、我が家の夕飯も小豆粥です。
3連休食べすぎちゃったので、鶏ガラスープで白菜、豚肉、春雨を煮て、それを辛子酢醤油で頂きます。
春菊のお浸しも添えて♪

ちなみに小豆の赤みは冷水には溶けますが、熱水には溶けないので、水から炊く必要があります。熱湯で炊いても赤いご飯になりません。