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味噌玉の作り方

こんばんは。Rieです。

昨日味噌のことを書いたので、その効能について書いてみます。

江戸時代の本草書『本朝食鑑』人見必大著。現代語版に書かれていたのは、
「味噌は我が国では昔から上下四民共に朝夕に用い、穀食の助けにしているもので、その昔誰によって作られたかは判然としないものの、今となっては1日もなくてはならないものである。大豆の甘・温は気を穏やかにし、腹中を寛げ、血を活かし、百薬の毒を解する。麹の甘・温は胃に入って、消化をよくして元気を運び、血のめぐりを良くする。塩は五臓に作用し、筋骨を丈夫にして食欲を引き出してくれる」

上下四民って士農工商のことですね。
日本国民みんなが飲んでいたのが、味噌汁。つまり当時から味噌汁は国民食だったのですね!

そんな味噌汁。私は1日2回飲んでいますが、問題は自活をした娘達。
だから「味噌汁飲みなさい♪」言っていますが、一人暮らしで味噌汁を作るのも大変そうなので、帰ってくると、「味噌玉」を持たせています。

【味噌玉作り方】
ラップに一回分の味噌(味噌の種類はお好みで)約6gをのせ、粉末ダシ(カツオブシ、コンブ、煮干し、シイタケなどお好みで)、乾物(乾燥ワカメや麩、干し野菜などお好みで)を入れたらラップを包み、球状に整え、冷蔵または冷凍します。

飲む時はお椀などに味噌玉を入れ、そこに熱湯を注ぐだけ!
味噌が溶けにくいので、最初に箸でしっかり味噌を溶くといいですよ♪

でも、サプライズ大好きな私はもっと可愛いい味噌玉を作ってあげたいと思い、写真の味噌玉を作りました。

参考にしたのは、お麩で有名な金沢の不室屋の「宝の麩」というお吸い物。
お湯を注ぐと腑の中に入った細工麩や野菜などが出てきて、みて楽しみ、食べて楽しめるお吸い物。

和菓子用の麩を買ってきて、その中に味噌玉を仕込みました♪
写真は作ってから1カ月経ったもの。時間が経っても綺麗なままなので今度、娘にあげようと思います^_^