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もったいないから始まった酢だけど今は高級酢

こんばんは、Rieです。

今日の我が家の晩御飯は手巻き寿司です。
お寿司屋さんで握ってもらったお寿司は最高の贅沢だけど、自分ちでやる時は私なりに気合いが入ります^_^

以前はお刺身にこだわっていたけど、今はお米の方です♪
歳と共にご飯を食べる量が年々少なくなっているからこそ今はまっているのが、赤酢です。

よく赤シャリなんて聞くと思いますが、赤シャリは赤酢を使ったシャリのこと。

赤酢はそれこそ、江戸前寿司が屋台で食べられていた頃から使われていたもので、原料は酒粕です。つまり酒粕の再利用だったのです。
江戸時代って実はエコ時代だったのですよ♪

お酢って、酒で作ると書きます。
例えば、日本酒を酢酸発酵させてできるのが米酢ですが、その日本酒は日本酒もろみを絞ったもの。
絞った液体はお酒になり、残ったカスが酒粕です。
その酒粕をじっくり酢酸発酵させて出来たのが赤酢です。発酵の過程で飴色に変わっていきます。

独特のコクと甘みがあり、すし酢の砂糖の量は少なくてもおいしい!
私はなんといっても独特の芳醇な香りが好き♪

製造工程で時間がかかっている分、お値段もちょっと高いけど、残った酢は別にすぐ腐るものでもないし、また次、自宅で楽しむ手巻き寿司用酢飯に♪と楽しんで使っています。

今日はまた別の赤酢を使いました。
金沢の老舗酒蔵福光屋の赤酢は、古代米を使ったもの。酢飯を楽しむ手巻き寿司。これもまたちょっとした贅沢ですよ^_^